TORRESギターリペアです♪
先日エレクトリックギターの「トータルセットアップ」と「ピックアップ交換」を承り、当工房でお客様の大事なギターをお預かりいたしました✨
当工房のエレクトリックギター向けの「トータルセットアップ」では、10つの作業をメインに実施し、お預かりしたギターの状態や持ち主様のご要望に合わせて調整させていただいてます。(当工房のエレクトリックギター向けの「海外スタイル・トータルセットアップ」については👇をご確認ください♪)
70年代のギターを思えないとてもきれいな一本♪
お持いただいた時にはエスカッションのビスが空回りしてしまっており、ピッチが合わない症状等が見られました🤕
と言う事で早速作業していきます👨🏻🔧

ピックガードを外し、ピックアップ交換から作業していきます。
チューン・O・マチック(T.O.M)がついてるので、ブリッジやストップテールピースも一緒に外していきます。

ビスが空回りしてしまってた原因が分かりました。
ピックアップ部分のエスカッションを外すとこのようになってました🤕

「トータルセットアップ」では、「電装チェック」も行っております。
こちらのギターにはリード線(灰色の線)が変形してしまってるような跡がございましたが、悪い影響がないため、このままにします😊

手術開始です。

このギターは、ボディの大部分がくり抜かれてる仕様の「チャンバードボディ」。
70年代からこのようなボディをフレッシャーは作っていたのですね😎

空回りしてしまってたビス場所ですが、トップと内側の木材がはがれておりました🤕
振動でノイズ等が出てしまうため、こちらは直す必要がございます。

このお写真の方が分かりやすいかもしれません🤕

本来はこのようにピタッとくっついてないといけません。

4芯シールドタイプのピックアップ。
今回はハムバッカーで利用するため、コイル1とコイル2を結線してからハンダで固定します。
こちらをキチンと固定しないと、摩擦等でガリガリいったり、あまりよくありません🤕

他の所とあたってノイズが出たり、音が消えてしまったりしないよう収縮チューブを使用します。

ここまで出来たら、いよいよ結線していきます😎

作業を進めます♪

このように仕上がりました✨

不要な部分が少しあるため、切ってキレイに整えます。

切った後はこのようにキレイになりました。

ピックアップを無事に交換し、この後もまだまだセットアップを続けていきます。

この後、まだまだ調整を続けていきますが、お写真はここまで♪
最後は再度クリーニングし、お客様にお渡しする「ご報告書」を記入し、ケースにお戻しいたしました。
弾きやすくなって、ピカピカになったご自分のギターと対面したお客様は試奏し、とても喜んでおりましたので嬉しく思います🤩🎸✨

「ピックアップを交換したい」、「ピックアップの出力等を細かくセットアップして欲しい」、「○○が空回りして心配」等はお気軽にご相談ください🥰
一本一本が持ってる「ポテンシャル」を最大に引き出します!
「トータルセットアップ」は現在、翌日以降のお渡し可能となっておりますが、ご注文状況に異なります。
今回はお預かりした日を含め、【6日間】お預かりいたしました。
TORRESギターリペアをご利用いただき、ありがとうございました!