TORRESギターリペアです♪
先日エレクトリックベースの「トータルセットアップ」と【ハンダ修正】を承り、当工房でお客様の大事なベースをお預かりいたしました✨
当工房のエレクトリックベース向けの「トータルセットアップ」では、10つの作業をメインに実施し、お預かりしたベースの状態や持ち主様のご要望に合わせて調整させていただいてます。(当工房のエレクトリックベース向けの「海外スタイル・トータルセットアップ」については👇をご確認ください♪)
ジャズベースらしい2つのシングルコイルピックアップが特徴的な一本♪
お持ちいただいた時にはブリッジピックアップのボリュームにガリがあり、ポットがゆるく、音が出なくなってしまう症状等が見られました🤕
と言う事で早速作業していきます👨🏻🔧
全てを外し、キレイにしていきます。
ノブが少し固く、とれない場合はこのようなテクを使ってとります。
無理にとってしまうと、曲がってしまったり、ポットのシャフトが壊れてしまうためコツがいります😎
アース線がこのベースのようになってるタイプでは、汚れがたまりやすく、アース線との接触が悪くなりやすいです🤕
ノイズの原因になる事も多いため、外してキレイにしていきます。
内側はこのようになってました。
ネックも外し、セットでケアしていきます♪
ブリッジプレートの表にも汚れがあるため、きれいにしていきます。
ホセさんの親指辺りが曲がってしまってたため、こちらも少し改善が必要です。
細かい所まで一点一点キレイにしました✨
パーツを元に戻していきます。
ネックのラディアスに合わせて作業していきます。
コントロールプレートもキレイにしました♪
裏表、キレイに輝いてます😊
こちらが裏・・・
こちらが表・・・🤩
続いては配線部分。
ポットがゆるくなってしまってましたので、ネックPUのホットリード線が残り過ぎてしまい、ブリッジPUボリュームの背面のカバーに当たってしまい、音が消えてしまってました🤕
ご自分で交換をする際は、こちらも考慮すると良いですね😊
こちらの部分のハンダは大丈夫そうなので、不要な部分を切って、きれいに整えます。
今度はこちら…
ブリッジPUボリュームについてるハンダを確認すると、少ないですね…🤕
ハンダが少ないと、接触が悪く、整える必要がございますので、作業いたします。
仕上がりです🎵
これで配線部分はバッチリです😎
ネックの方の作業も終わり、元に戻していきます。
今回はホセさんお任せの弦と言う事でしたので、いつものJIM DUNLOPの弦をお付けしていきます。
「ホセさんおすすめの弦でお願いします！」とお願いされた場合は必ずこちらのJIM DUNLOPの弦をおすすめさせていただいております。
こちらはステンレス製で長持ち♪
こんな感じになりました。
バランスもとてもよく、良い感じです。
オクターブ調整でピッチが合うようセットアップしていきます…。
続いては弦高調整です。
プレイヤーのニーズに合わせて作業を行います。
今回は角度を程よくするためシムをお付けしました♪
バッチリ良いサウンドになってくれました😊
この後、まだまだ調整を続けていきますが、お写真はここまで♪
最後は再度クリーニングし、お客様にお渡しする「ご報告書」を記入し、ケースにお戻しいたしました。
弾きやすくなって、ピカピカになったご自分のベースと対面したお客様は試奏し、とても喜んでおりましたので嬉しく思います🤩🎸✨
「ビビりがある」、「サウンドが出なくなる時がある」、「すぐに弾ける状態にしてほしい」等はお気軽にご相談ください🥰
一本一本が持ってる「ポテンシャル」を最大に引き出します！
「トータルセットアップ」は現在、翌日以降のお渡し可能となっており、今回はお預かりした日を含め、【１１日間】お預かりいたしました。
TORRESギターリペアをご利用いただき、ありがとうございました！